While changes in response to the different stages of the pandemic remain unknown, this study investigated the longitudinal impact of the COVID-19 pandemic on depressive symptoms in Japanese university students and identified factors associated with new onset of depression and suicidal ideation. Two surveys were conducted at one university in Akita, Japan, during the first COVID-19 outbreak period and 1 year later. Moderate depressive symptoms were defined as a Patient Health Questionnaire-9 score ≥ 10 and suicide-related ideation score ≥ 1 (...) on question 9 of the questionnaire. Among 985 students who completed surveys in T1 and T2, participants with moderate depressive symptoms and suicide-related ideation increased from 11 to 17% and from 5.8 to 11.8%, respectively. Among 872 students at risk after excluding those with moderate depressive symptoms at T1, 103 students developed moderate depressive symptoms at T2. Among the 928 students at risk, after excluding those who had suicidal ideation at T1, 79 developed suicidal ideation. Multivariate logistic modeling revealed financial insecurity and academic performance as risk factors, while having someone to consult about worries was a coping factor for depressive symptoms and suicidal ideation. Our findings demonstrated that socioenvironmental factors may determine depressive symptoms of university students. (shrink)

京都を知る，アルゴリズムを知る。アルゴリズムとはそもそも，何か物事を行うときの“具体的手順”のことである。私たちは日々，意識するかしないかに関わらず，次々とアルゴリズムの設計をしながら生活をしている。 本書は，岩間一雄教授が京都の町を題材にアルゴリズムの思考を伝える，読み物的手法をとった数学書である。読者はその奥深い世界へと誘われてゆくだろう。 巻末には本書で取り上げた京都関連の名所・行事などの索引があり，逆引きで読んでいくことができる。 【目次】 1．斜め横断 2．アイドルタイム 3．人事部長の悩み 4．チームワーク 5．神様との勝負 6．アルゴリズムからメカニズムへ 7．一番でなくとも 8．千年に1回も起こらない 9．自分のページランクを上げたい 10．対話のアルゴリズム 11．ビットコインの素晴らしさ 12．P対NP問題：ノーベル賞以上？ 13．アルゴリズムから見た進化論.

三島教授は、60年代末から70年代はじめの社会的思想的な激動期を挾んで、長年、法思想史・法哲学の研究と教育に携わって、わが国の法哲学界において思想的支柱を担う一人として活躍してこられた。カントをはじめ とするドイツ観念論の法思想、プラトンを中心とする古代ギリシャ法思想、現代自然法論の法思想などに関する一連の研究は、わが国の法思想史研究の画期をなすものであるのみならず、その背後にあって導いている「人間 存在の根源」への真摯な問は、教授の研究に接する者に絶えざる再考を促している。教授の退官を記念して、論集を編むこととなったのは、教授が研究してこられた学問分野と、教授の研究の背後にあるものへのあらたな関 心をよぶ機会としたいと願うからである。.

歴史的人文学の来歴を剔抉し、その現場を問う。西欧人文学における歴史意識の諸側面を反省的に捉え、現代の知を挑発する著者の主要な思想史的論考を集成。.

唐招提寺、薬師寺、法隆寺から、世界の名建築を経めぐり、そして桂離宮へ――。知られざる和辻倫理学のもうひとつの思想的源泉!

解きやすい離散最適化問題に対して統一的な枠組を与える「離散凸解析」の全体像を平易に解説.

日本古来の神々の色、陰陽五行説の色、武将たちに愛された色、雅な平安の色、粋な大江戸の色彩から、昭和の流行色まで、ビジュアルで辿る日本の色を探る旅。.

本書は、生活者のハピネス(豊かさや幸せ)の視点から科学技術や社会の変革を考える『因果関係から相関へ、個別技術からシステムへ』と題した『武田シンポジウム2018』の内容をまとめたものです。昨今最も注目を 浴びている科学技術である「AI」、「免疫システム研究」、「民間宇宙ロケット開発」の3つと異なる切り口から、ビッグデータと言われる時代の科学の方法論、個の集積以上の意味をもつシステムとしてのアプローチに ついて立体的に考察します。.

The famous Japanese novelist offers his personal interpretation of a classic work on samurai ethics, everyday life, and spiritual salvation.